4月16日未明、神奈川県相模原市にある「新戸キャンプ場」で倒木により死亡事故が発生しました。
今回は事故が起きた新戸キャンプ場についてまとめました。
新戸キャンプ場で倒木死亡事故が発生
4月16日未明、神奈川県相模原市にある「新戸キャンプ場」で夫婦が寝ていたテントの上に木が倒れ、
妻が死亡したとの報道がありました。
高さ18メートル・太さが70センチほどの木が根元から折れてテントに直撃し、
中で寝ていた夫婦が下敷きになったとのことです。
夫婦は病院へ搬送されましたが、東京都武蔵野市に住む会社員の中村まりなさん(29歳)が死亡、
夫の中村勇介さん(31歳)もろっ骨を折る重傷です。
新戸キャンプ場で倒木死亡事故の原因
なぜ70センチほどある太い木が倒れたのでしょうか?
警察によると木が倒れた原因は「根腐れ」だとみられるとのことです。
水を頻繁に与えていると、常に土壌が湿った状態になり、土の隙間から酸素が入っていかなくなります。
呼吸ができなくなった植物の根は死んでしまい、さらに水分が多い土では根腐れを促す菌が大量に発生してしまいます。
水はけの悪い土をそのままにしておくと、菌が増殖し続けて、土から変な匂いがしたり、
カビが生えたりと、根腐れを起こしやすい環境になってしまいます。
引用:伐採110番
当時は雨が降っており、風も強かったようです。
新戸キャンプ場はどこにある?
今回倒木死亡事故が起きた新戸キャンプ場は神奈川県相模原市にあります。
住所:〒252-0188 神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2362
電話:042-787-0141(8:30~17:00)
道志川沿いにあって眺めが良く、1泊大人2000円と安価に利用できる予約不要のキャンプ場です。
倒木死亡事故の責任は運営会社?
今回の倒木死亡事故は運営会社に責任があるのでしょうか?
基本的には、キャンプは限られた設備あるいはほとんど設備がないなかで各自が自然を楽しむものであって、
設備がないが故の事故などは基本的には自己責任となります。
なので、キャンプに来ていた家族に事故があったとしてもあまり運営者に責任が問われることはありません。
もちろん、全くないわけではありません。
設備に欠陥があったなどして運営者にも責任が出てくることもあります。
引用:浅野・若狭法律事務所
上記の文言から倒れた樹木が設備に該当するのかわかりませんが、
日頃の管理体制は甘かったようですし、常連客の間では危ない木だと認識されていたようです。
とうとう事故が起きてしまいましたか。
あの木はいつか倒れて事故になるから、絶対に近づいてはいけないと仲間内でいつも話していました。
ニュースの動画を見たが「いつか怪我人が出るかもね」とみんなで話していた場所だった。
自分のグループはいつもあの辺の古木を避けてテントを張っていた。
オーナーが場内を見回る姿は見た事がないし、何年も前から素人目にも危ないと感じていた木に異常は無かったとの発言も少し無責任に思われる。
これを機に責任ある管理を目指して欲しい。
キャンプ場のスタッフが日頃から見回りして気付けていれば今回の事故は防げたのかもしれません。
まとめ
今回は事故が起きた新戸キャンプ場についてまとめました。
私もキャンプをするので非常な残念なニュースです。
お亡くなりになられた女性のご冥福をお祈りします。
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