デヴィ夫人が慈善団体「アミチエジャポン」から1700万円持ち逃げしたと週刊誌で報じられて話題になっています。
アミチエジャポンってどんな団体なのでしょうか?
宗教だとか怪しいとの噂もありますが実際どうなんでしょう?
今回はアミチエジャポンについて調査しました。
アミチエジャポンとは?
アミチエジャポンとはモナコの人道支援組織「アミチエ ソン フロンティエール インターナショナル」の日本支部です。
本部の名誉顧問総裁はモナコ国家元首アルベール大公が務めています。
アミチエ設立のきっかけはケリー王妃
「アミチエ ソン フロンティエール インターナショナル」は1991年にモナコ人のレジーヌ・ヴァルドン・ウェストさんによって設立されました。
レジーヌさんはアメリカの大人気女優でモナコ大公レーニエ3世と結婚したグレース・ケリー王妃の秘書をしていました。
ケリー王妃から「モナコから世界に発信できる慈善団体を作りたい」と相談されたのが設立のきっかけとなったそうです。
アミチエはケリー王妃が作りたかった慈善団体ということは怪しい団体ではないことがわかりますね。
そして2015年5月に日本支部の「アミチエジャポン」が設立されました。
アミチエジャポンの会費
アミチエジャポンの入会するにはまず入会金・年会費が必要です。
入会金:10,000円
年会費:36,500円
そして毎年チャリティパーティーを開かれて各国の在駐日大使や各界のアーティスト、ヨーロッパの公室・王室の方々が出席します。
そのチャリティーパーティーの会費です。
アミチエジャポン会員 | 45,000円 |
非会員 | 55,000円 |
プラチナ席 | 100,000円 |
ロワイヤル席 | 300,000円 |
1テーブル | 450,000円(10名様) |
かなりの高額な会費ですよね。
この会費に加えてパーティーでは豪華賞品が当たるくじ引きが行われ、そのくじ引き参加費は別に取られるようです。
「人生を愉しむことが人道支援につながる」をテーマにしており、パーティーではバレエのステージやオペラなどエンターテインメントを楽しむことができます。
そうして集まったお金は世界の難民支援などに充てられているようです。
アミチエジャポンの評判は?
エンターテインメントを楽しんで慈善活動という日本では珍しい活動で批判もあったようです。
パーティー文化が社会に根付いている欧州との違いもあるが、日本では恵まれた立場の人間が、大々的に慈善活動を行うことへの抵抗感がまだ残っているのも事実だ。
苦しんでいる人々がいるのに、着飾って美味しい食事や催し物を楽しむことが不謹慎という意識も相変わらずある。人道支援を堂々と行うことに対して、多くの日本人は不慣れで不器用だ。
引用:経済界ウェブ
なかなか日本では馴染みのないやり方だから偽善だと言われてしまうのかもしれませんね。
宗教だとか怪しいとの噂もそうです。
しかし、やり方はどうであれ人道支援をしっかり行なっているのであればいいのではないでしょうか?
まとめ
今回はアミチエジャポンについて調査しました。
華やかなパーティーが人道支援に繋がっているという日本には馴染みのない活動で怪しく思われますが、
設立のきっかけはモナコのケリー王妃でパーティーには欧州のロイヤルゲストもご出席される立派な慈善団体であることがわかりました。
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